2008.05.14

ねんきん特別便が来た

 数日前、緑色の封筒で「ねんきん特別便」が来ました。職歴も少ないので「漏れ」もないだろうし、すでに年金を受給しているので、あまり興味もありませんでした。でも「悪名高い社会保険庁の仕事ぶり」への興味から、とりあえず開封してみました。

 私も普通の「読解力」は持っているつもりですが、この「お知らせ」の内容は、まったく理解ができませんでした。「見方」については、同封されている「リーフレット」を読めということなのですが、こちらを読んでも理解不能でした。仕方がないので、社会保険庁のサイトを見たのですが、やっと「大体は」理解できました。お年寄りだったらとても無理で、つい面倒で「間違いなし」の回答を送ってしまったのではないかと思いました。

 ようするに「お役所用語」(役人だけが理解できるコトバ)が使われており、そのコトバの意味が、「お知らせ」のどこに解説されていないのです。

 例えば厚生年金保険の欄にある、「加入月数」と「加入期間」とは何だかわかりますか?

 これは社会保険庁の次のリンクにあるQ&Aを見て、「多分そうだな」とわかったのですが、厚生年金の場合のQ&Aはありませんでした。

http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/tokubetsubin/qa02_naiyo02.htm#qa12

 これ以外にもいくつかのQ&Aが記載されているのですが、読めば読むほど逆に理解不能になる文章ばかりなのです。

 例えば次のリンクの文章をすぐに理解できますか?

http://www.sia.go.jp/top/kaikaku/kiroku/tokubetsubin/qa02_naiyo02.htm#qa12_2


 

 

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2008.03.30

メタボ検診(健診)の暗い影

注:本来は健康診査の意味で「健診」が正しい。

 メタボ健診義務化には、「暗部」があることは何回か書いてきました。特に「義務化」ということから邪推すると、厚労省と人間ドックなどの健診業界、製薬業界、サプリ業界、大学医学部、医師会、医学界、エステ業界を巻き込んだ、「大きな利権」がからんでいることは、容易に想像できます。さらにその奥には、アメリカの影(規制緩和圧力)がちらちらしています。

健診で医療費抑制?

「40才以上全員健診義務化」は医師会の高笑い

「国民総病人化」を狙う厚生労働省

「メタボ健診」義務化で莫大な負担増


 今朝のYOMIURI ONLINEには、製薬業界と国公立大学医学部の医師との「癒着ぶり」が、掲載されていました。来月から始まる健診義務化を前に、ぜひ知っておいて欲しいと思い全文引用しておきます。

以下引用:
 
 高血圧、メタボなど…指針作成医9割へ製薬企業から寄付金

 高血圧、メタボリックシンドロームなど主要40疾患の診療指針を作成した国公立大学医学部の医師の約9割が、その病気の治療薬を製造、販売する製薬企業から、寄付金を受領していることが、読売新聞社が国公立の50大学に情報公開請求したデータでわかった。

 医師と製薬企業の資金関係は、インフルエンザ治療薬「タミフル」を巡る厚生労働省研究班の医師がメーカーから寄付金を受け取っていたことから問題化した。「指針作成委員への資金提供で、治療薬メーカーに有利な診療指針になる可能性がある」と危ぶむ声もある。透明性を確保するルール作りが急務になりそうだ。

 読売新聞社は、医学部のある50国公立大学に、2002~06年度の5年間に医学部臨床系の医師に提供された寄付金の金額、寄付者、受け取った医師(講座)について情報公開請求し、48大学から開示された。福島、奈良両県立医大からは寄付者の企業名などが開示されず、解析できなかった。

 2006年度の場合、48国公立大学の医師や講座に支払われた寄付金の総額は約262億円(寄付講座を除く)で、02年度に比べ15%増えた。このうち製薬企業は約60%を占め、最も多い製薬企業の年間寄付総額は約11億円だった。

 48大学のデータを基に、がん、高血圧、糖尿病、ぜんそくなど主要な病気の指針40種類について、作成に携わった医師延べ276人の寄付金の受領状況を調べた。その結果、87%にあたる240人が、指針ができた年までの3年間に、それぞれの病気の治療薬を製造、販売する企業から、教官または所属講座あての寄付金を受領していた。

 寄付金額は、生活習慣病関連の指針で特に多く、今春から始まる国の特定健診・特定保健指導の基になる「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」(05年作成)の場合、作成委員会メンバーのうち国公立大の医師11人全員に、02~04年の3年間で、高血圧などの治療薬メーカーから計約14億円の寄付があった。

 04年発表の「高血圧治療ガイドライン」には、9人の委員全員に02~04年に計約8億2000万円、07年の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」にも、4人の委員いずれにも3年間で計約6億円の寄付が、治療薬メーカーからあった。

 欧米では診療指針の作成者と製薬企業の金銭関係について、報告、開示、制限するなどルール作りが進んでいるが、日本では一部の学会で検討が始まったばかりだ。

(2008年3月30日03時03分 読売新聞)

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2008.02.19

自律神経失調症と花粉症と季節の不思議

 毎年2月中旬になると自律神経失調症と花粉症の患者さんが増えてきます。花粉症は、この季節に飛散が始まる杉花粉という「外部要因」で起こりますから、それほど不思議ではないのですが、自律神経が乱れ始めるのは、どうしてなのでしょうか?しかも毎年、「月単位」ではなく「週単位」で「正確に」始まるのは・・・・

 春になるといっせいに花が咲き始め、動物が冬眠から覚めるように、生物は季節という年単位のバイオリズムで活動をしています。何で季節を感じるかと言えば、気温などを感じるセンサーでしょう。自律神経系が発達した人間では、気温だけではなく、湿度、気圧など更に広範囲のしかも鋭敏なセンサーを持っています。

 したがって誰でもこれらのセンサーによって、季節を感じているはずです。そしてセンサーで感じとった情報により、その季節に適合した、「自律神経状態」を作りだしています。ということは自律神経失調症になる方は、単にこれらセンサーが「鋭敏過ぎ」て、自律神経を「過剰に」動かしてしまっているだけなのです。

 自律神経失調症の原因としては、たしかにストレス過多な社会も大きいと思いますが、生活様式の変化も意外に影響しているのではないかと思っています。私のHPにもたくさん書いていますが、自律神経失調症を漢方では、「肝鬱気滞」と言います。身体を巡っている「気」が「滞る」と考えているのです。

 冬という寒い季節は、どうしても外出が少なくなります。しかも暖房が完備している現在の住居では、さらに外出が減り、ぬくぬくと家の中に閉じこもる生活を続けることになります。気を動かす原動力になる「運動」が極めて少なくなります。

 同時に気圧以外の気温、湿度に対するセンサーも鈍感になっているでしょう。

 2月中旬になると寒さも峠を過ぎ、多少外出の機会も出てきます。センサーが一気に働き始め、運動量が増えると同時に、気の滞りも一気に動き始めます。すると自律神経が過剰に反応を示し、体温、循環器、消化器、中枢神経系の変化が、症状として感じ始めるのです。

 こういうことを考えると自律神経失調症への対処法が見えてきます。まず寒い頃からなるべく外気に当たり、運動を心がけること。また寒い頃から漢方の発散剤を使い、滞りを少なくするように心がけることが大切です。すでに自律神経の乱れが始まってしまった場合には、発散と抑制を調整する漢方を使えば良いのです。自律神経失調症に使う漢方薬は、この発散と抑制を調整する薬味(生薬)を組み合わせて処方します。

 

 
 

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2008.02.13

インターネットエクスプローラーを7.0に更新しました

 今日いっせいにインターネットエクスプローラーの7.0への更新が始まりました。

 フィッシング防止などのセキュリティー、タブブラウズといった「利点」が宣伝されていましたが、私の使い方だとあまり更新の意味がないので6.0のまま使っていました。

 ところが更新しないと、今後のWindows Updateのたびに「催促」されるということで、更新することにしました。自宅の2台(CATV接続)と薬局の2台(ADSL接続)を更新しました。光接続だともう少し早いと思いますが、ダウンロード、インストール、再起動まで40分くらい掛かりました。

 すでに1台のVISTAパソコンを使っていたので、戸惑うことはありませんでしたが、更新後始めて開いた方は、だいぶ戸惑ったことと思います。そこで6.0に近い画面になるような設定を書いてみます。

 一番戸惑うだろうことは、「ホーム、更新  戻る 進む 履歴 中止 メール」などのアイコンがどこ?ということでしょうか。

 まず「履歴」はツールバー左側の星印の「お気に入りアイコン」をクリックした「履歴タブ」に、「更新」「中止」は右側の一番上の「上下矢印」と「×」に移動しました。「戻る」、「進む」は一番上左側の左右の矢印、「ホーム」はツールバーにある「家」のアイコンです。

 「メール」は少しわかりにくいので設定を変えます。右上のツールバーにある車輪印の「ツール」・・・「ツールバー」・・・「カスタマイズ」・・・「ツールバーの変更」から左側にある「メールを読む」を右側に追加し、右側にある不要なアイコン、例えば「ヘルプ」、「メッセンジャー」、「フィード」などを、削除します。

 次にツールバーの上で右クリックし、「コマンドバーのカスタマイズ」から「テキストのラベルをすべて表示」にチェックを入れます。もし「メールを読む」アイコンがツールバーの右に隠れていたら、ツールバーの上で右クリックし「ツールバーを固定する」のチェックをはずしてから、「ホームアイコン」の左側の「区切り線」を左に引っ張ると現れてくると思います。

 これで6.0に近い「使いかって」になったと思います。

追記:

 なお1台のパソコンはIE7にしてから、多少具合が悪くなったので、IE6に戻しました。このパソコンは2003年 2月購入の初期のXP(SP2を後から入れた)で、しかも多量のアプリソフトがインストールされています。これが原因かどうかは不明ですが、やはりIE7はVISTA用のブラウザーなのでしょう。
 

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2008.01.26

歯科医に広がるワーキングプア

 1月23日の医療介護情報CBニュースにこんな記事が出ました。医療崩壊が進行しつつあることを実感しました。私のHPの「薬剤師の独り言」の「やる気を失いつつある医者」という項目を参照下さい。
 
 以下引用です。

 産科・小児科・救急医療を中心に「医療崩壊」が各地で社会問題化する中、歯科医療がより危機的な状況にあえいでいる。2000年以降の相次ぐ診療報酬のマイナス改定で医療機関の経営が全体的に悪化したばかりでなく、歯科では73項目にわたる保険点数が20年間も据え置かれていることが影響している。歯科医師や歯科技工士らに支払われる診療報酬は先進国に比べ極めて低く、歯科医師の5人に1人が年収300万円以下、歯科技工士の3人に1人が200万円以下のワーキングプア状態に置かれているという。

 歯科の保険点数の据え置きについては、小池晃・参議院議員(共産党)の質問主意書に対する昨年12月の政府答弁で明らかになった。答弁によると、1986年4月時点と同じ保険点数だったのは73項目で、エックス線画像診断・各種検査・フッ素塗布・歯周治療・鋳造歯冠修復など、ほとんどの歯科医療の基本的技術が含まれていた。

 20年の間には消費者物価が1.5~2倍になり、国民生活も様変わりしている。にもかかわらず、歯科医療の根幹となる保険診療の基本的技術料が変化していないことに関して、小池氏は「20年間も(保険点数の)引き上げが行われていないことは、この間の物価・人件費の伸びなどと比べても、明らかに均衡を欠く」と追及。
 これに対し厚生労働省は「歯科診療報酬については、物価、賃金等の動向、経営状況、医療保険財政の状況等を総合的に勘案し、(中略)、必要な事項については重点的に評価し、適切に設定している」と答えている。

 全国保険医団体連合会(保団連)によると、かつては医療費全体の12%あった歯科医療費が06年度は7.7%にまで下落。歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士らに支払われる診療報酬は先進国に比べ極めて低く抑えられている。

 昨年10月に保団連主催で開かれた「歯は命 歯科医療危機突破10.28決起集会」などでは、歯科医師の5人に1人が年収300万円以下、歯科技工士の3人に1人が200万円以下と報告。保団連は「日曜日や深夜まで診療している歯科が増えたのは、(開業時に医療機器等を導入するために負った)借金を返すために寝る時間を削って働かざるを得ない実態がある」と訴えるなど、歯科医業の収支は、歯科医師数の需給バランスの悪化も影響して、全体的に悪化の一途をたどっている。

 患者と歯科医療担当者で構成する「保険で良い歯科医療を」全国連絡会の06年の調査では、歯科医療に対する患者の要望は「保険のきく範囲を広げてほしい」が00年調査より8ポイント上回って約8割にも達している。保団連は「新しい技術や安全性が確保されている技術を速やかに保険導入すること、臨床の実態に即したものを導入するよう要求することは当然」と指摘。
 「政府の歯科医療軽視政策のもとで、患者・国民の要求に十分にこたえきれず、歯科医師をはじめ歯科医療従事者が苦悩している。先進国の中で日本は虫歯や歯周病の状況は最悪で、長期にわたり改定が据え置かれた項目をはじめ、歯科の診療報酬について適切な診療を確保するための十分な評価が行われるべき」と強調している。

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2008.01.09

「当日中配達」と「1日修理」

 年末から年始にかけて、通販業者の「システムのすごさ」を体験しました。

 一つ目は某本屋さんの通販です。大晦日の朝、休み中に読む本を見つけ、「当日中配達」で注文しました。
「大晦日だしたぶん無理だなあ」と思っていたところ、夜7時頃に到着しました。

 多分東京からの発送だと推測するのですが、神奈川県のはずれまで、当日中に届けるシステムのすごさに感銘を受けました。 

 二つ目は某パソコンメーカーの修理です。このメーカーは「1日修理」が売り物です。昨年11月にBTOで購入したパソコンが、1月ほどたってから異常になり「初期不良」と判断されました。年末中に空箱が届き、年始の6日朝発送しました。「1日修理」と言っても年始だから数日は待つ覚悟をしていたら、なんと8日の朝修理済みで到着しました。

 発送から何と48時間以内に修理品が到着したことになります。

 今までの14台は他のメーカー品だったのですが、1-2度修理の経験があります。この時には1週間ほど我慢していた記憶があります。初期不良も初めての経験でしたが、「不良品を販売した」という非難より、逆にこのメーカーの対応のすばらしさに、これまた感激しました。

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2007.12.15

ここまで来たか医療崩壊

 万が一、これが現実のものとなったら、薬害が広がり被害者が激増することでしょう。

 私のHPの「病院通いをやめるのも選択肢のひとつです・・・・常識を疑ってみよう」を参照下さい。

今回は「備忘録」として、引用のみとします。

 <規制改革>医師負担軽減で看護師の薬処方解禁…医療分野案
12月7日2時31分配信 毎日新聞

 政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)が2次答申に向けまとめた医療分野の規制緩和策の原案が6日、分かった。最優先課題に医師不足対策を掲げ、医師の負担軽減のため看護師などが行える医療行為の範囲を広げる法改正を08年度中に実施することなどを盛り込んでいる。また、医療従事者の派遣解禁や、入院日数短縮のため、患者がいくら入院しても病院には一定の報酬しか払わない「定額制」導入も明記した。今月下旬をメドに最終案をとりまとめる予定だ。

 答申は医師以外の医療従事者も医療行為ができるように医療関連法を改め、勤務医の負担を軽減するよう求めている。具体的には(1)看護師による感冒、便秘、不眠、高血圧、糖尿病などに対する検査、薬の処方(2)助産師による正常分娩時の会陰切開、縫合(3)訪問看護における看護師による死亡確認や薬の処方--などの解禁を挙げた。

 医師の派遣については、06年4月から産休の代替要員としての派遣のほか、へき地への派遣が認められたものの、解禁はされていない。また派遣元、派遣先とも医療機関に限定している。答申は07年度中に労働者派遣法の政令を改正し、禁止業務から医療従事者を削除することで、派遣業者でも医師や看護師を派遣できるようにし、派遣先も医療機関に限定しないようにすべきだとした。医療従事者がボランティアで救命手当てをした場合、事故が起きても免責されるよう08年度までに法整備することも指摘している。

 また、入院医療費削減のため今の「1日単位」の定額制を改め、「1入院単位」とする「診断群別定額払い方式」を07年度中に導入。一律の医療費を治療結果によって変える「医療の質に基づく支払い」(08年度検討開始)、医療機関に病気ごとの治癒率などを公表させ、患者が病院を選択できる情報公開(07年度検討)なども盛り込んでいる。同会議は、混合診療の解禁についても検討しており、最終的に答申に盛り込む方針だ。

 「医療従事者の役割分担の見直し」については、政府の経済財政諮問会議も検討するよう求め、厚生労働省は年内に結論を出す。しかし、日本医師会が「責任の所在を明確にする必要がある」などと慎重姿勢を崩していないこともあり、具体案の検討はほとんど行われていない。その他の項目も同省などが強く抵抗している。2次答申は、こうした現状を踏まえ、規制緩和の流れを加速させる狙いがある。【大場伸也】

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2007.11.25

興奮した!万能細胞iPSの誕生

 この事件とも呼べる研究は、生命科学の発明の中でも、ワトソンとクリックによる「DNAのらせん構造の発見」、利根川進の「抗体の多様性の解明」、Mullisによる「遺伝子増殖法(PCR法)」に匹敵する「ノーベル賞間違いなし」のものです。体細胞クローン動物、羊のドリーを誕生させた英国のウィルムット博士に、ヒトクローン胚研究を断念させる程の衝撃的出来事なのです。 

この研究に対する私なりの解説と「推理」を、私のサイトに「緊急掲載」しましたのでご覧下さい。

 例によって削除される前に、「毎日JP」の全文を引用しておきます。

 <iPS細胞>ヒトの皮膚から万能細胞 京大などが成功 [ 11月21日 02時00分 ]

 ヒトの皮膚細胞から、心筋細胞や神経細胞などさまざまな細胞に分化する能力を持つ万能細胞「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を作り出すことに、日米二つの研究チームが、それぞれ成功した。患者自身の遺伝子を持つ細胞を作り、治療に利用することに道を開く技術。クローン胚(はい)から作る同様の能力を持つ胚性幹細胞(ES細胞)と違い、作成に未受精卵を使うなどの倫理的問題を回避できる。拒絶反応のない細胞移植治療などの再生医療や新薬開発など、幅広い応用に向けた研究が加速しそうだ。

 京都大などのチームが20日付の米科学誌「セル」電子版に発表。米ウィスコンシン大などのチームが22日付米科学誌「サイエンス」電子版に発表する。

 京大の山中伸弥教授と高橋和利助教らは、体細胞を胚の状態に戻し、さまざまな細胞に分化する能力をよみがえらせる「初期化」には四つの遺伝子が必要なことを発見し、昨年8月にマウスの皮膚細胞からiPS細胞を作ることに成功。これを受け、世界の研究者がヒトのiPS細胞の開発を目指し、激しい競争を繰り広げていた。

 山中教授らは、マウスでの4遺伝子と同様の働きをするヒトの4遺伝子を成人の皮膚細胞に導入し、ヒトのiPS細胞を開発することに成功。この細胞が容器内で拍動する心筋や神経などの各種細胞に分化することを確認した。iPS細胞をマウスに注入すると、さまざまな細胞や組織を含むこぶができ、多能性を持つことが示された。

 一方、ウィスコンシン大のジェームズ・トムソン教授らは、胎児や新生児の皮膚細胞から、京大チームとは異なる組み合わせの4遺伝子を使い、iPS細胞を作ることに成功した。

 英紙によると、世界初の体細胞クローン動物、羊のドリーを誕生させた英国のイアン・ウィルムット博士は、今回の成果を受け、ヒトクローン胚研究を断念する方針を決めたという。クローン胚由来のES細胞より、iPS細胞の方が治療には有望と判断したためだ。

 一方、初期化に使う4遺伝子にはがん遺伝子も含まれ、発がんなどの危険性がある。今後は安全性の確保が研究の焦点となりそうだ。【須田桃子】

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2007.11.17

7年ぶりにリカバリーのはめに!

 11月13日長女がノートパソコンを買い換えました。ネット閲覧とメールだけが目的ですから、XPの安価な機種をBTOしました。なんと8万円・・・5年前のものが15万円だったので、何でこんなに安くなったのと聞かれました。 

 これを使えるように頼まれたので気安く引き受けました。なにせ15台目のセットアップですから手馴れたものです。以前はやっかいだった無線接続設定も、「ボタンひとつ押すだけ」ですむようになり、あっけないほど簡単にすみました。セットアップから終了まで30分ほどだったでしょうか。


 翌日通知領域のワイヤレス接続の表示が、以前と違うことに気づき修正しようと設定をいじりました。パソコンというものは使える状態なのに、改善しようと設定をいじると、だいたい意図に反することになるのが、経験則です。

 Windows Me以後は「システムの復元」という便利な機能が搭載されたので、気軽に設定をいじる「楽しみ」ができました。(これが目的でMe機を購入した) 

 見事「意図に反し」接続ができなくなりました。いつものように「システムの復元」で元に戻そうとしましたが、なんと「復元に失敗しました」の表示!!

 「システムの復元」という機能は極めて複雑なものであり、「気軽に使ってはいけない」、せいぜいソフトを入れる前の「保険程度に使え」ということが言われていましたが、いままで失敗の経験がなかったので、「他人事」と考えていました。

 後で考えると無線接続ソフトを削除して入れ直せば良かったと気づいたのですが、長女が早く使いたいというので、仕方なくリカバリーに踏み切りました。7年前はじめて無線LANを導入した時、つまずいてリカバリーして以来の「やりたくない経験」でした。

 7年前と違いOSも複雑になっているせいか、HDのフォーマットだけでも30分以上掛かり、OSとドライバー、添付ソフトのインストール、再セットアップ、Windowsアップデート(なんと89個)、セキュリティーソフトのアップデートまでに3時間は掛かりました

 その後パソコンオンチの長女が「安心して」使えるように、閲覧ソフト、メールソフトの設定をしました。夕方6時頃から始めて終了したのが10時頃になってしまいました。

 それにしても「システムの復元」が、新品でほとんど「使い始め」のパソコンなのに「失敗」したのには、「システムの復元の不完全さ」を再認識しました。

 これからは「バックアップソフト」を使おうと思います。(Widows 98 までは使っていました)。

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2007.10.11

初めてのVISTAパソコン

 10月9日デスクトップパソコンを購入しました。14台目ですが、初めてのVISTA(Home Premium)です。また今までは圧倒的にNEC製品が多かったのですが、初めてDELL製をBTOしました。 

 今回のパソコンは、ネット閲覧、メールが目的でしたので、コストパフォーマンスを優先しました。ネット発注後、「お届け予定案内」を見ると、「国際輸送中」とあり、中国で作られたようです。10日で到着しました。

 インスパイロン531SベースでBTOしましたが、アスロン デュアルコアプロセッサ3800+、2GBメモリー、320G HD、DVD書き込みドライブ、アナログTVチューナーカード、19インチワイド液晶モニターをつけて、10万円を切った価格でした。

 VISTAはあまり評判が良くないですが、私の周りでも何人かが導入し始めたので、「試験的に」導入したわけです。
 またDELLというと、どうも「安かろう悪かろう」というイメージがあって、購入に踏み切れなかったのですが、これも「試験的」購入でした。

 セットアップ、ネット接続、各種設定も終わり使い始めましたが、ほとんどXPと同じ使い勝手で、操作にもほとんど迷わずにすみました。

 ただ「VISTAでなくては」という利点はあまり見られず、「XPから急いで乗り換える必要性はうすいなあ」という感想でした。また「DELL製品の心配事」にも遭遇せず、安い買い物をしたなあという思いでした。

 あまり評判の良くない電話サポートも、0120で掛けてみたら、中国のセンターにつながったようで、片言の日本語でしたが、一生懸命な様子で好感が持てました。

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«前立腺がん「検診勧められぬ」 厚労省が指針、学会反論