ビタミンEは有害:サプリ好きの米国民に衝撃走る
日経ヘルス「サプリ&機能性食品」2004.11.12号に衝撃的な記事がのりました。今までビタミンE、ビタミンCは、大切なビタミンとして、摂取することが推奨されてきました。特に中高年の方には、「抗酸化作用がある」ということで、サプリ業界でも「抗がんビタミン」として大々的に販売されてきました。それが何と「取り過ぎれば寿命が縮む」という報道なのです。(詳しくは「プロフィール」に示した私のHPを参照して下さい)
今サプリはネット通販の花形でもあり、医薬品メーカー、食品メーカーのみならず、個人輸入代行業も参入しています。ところが厳格な規制がある医薬品と違い、健康食品(サプリ)にはほとんど規制らしい規制がありません。このままの状態でよいものなのか、不安をもって見守っています。
私のHPのクイズに出した問題です。次ぎの5種類の名称は、「厚生労働省おすみつき(準おすみつき含む)の健康食品の表示名」を順不同で並べたものです。それぞれの違いがわかりますか。栄養補助食品、保健機能食品、特定保健用食品、健康補助食品、栄養機能食品です。サプリのプロでも理解していないと思うのですが、「法定(準法定)」のサプリの表示名です。したがってこれ以外の表示のサプリは、「いわゆる健康食品」ということで、何の規制も受けておらず、「主婦が台所で作る食品」と同じレベルの食べ物と考えて良いのです。
今までは何々に良いという食品成分のエキスが、単独で配合されているサプリが多かったのですが、最近では医薬品のように「配合」されたものが、出回るようになりました。例えば関節の痛みに良いといわれている、コラーゲン、コンドロイチン、グルコサミンを配合したサプリが見られるようになりました。「良いといわれる成分をすべて配合する」という作り方です。
医薬品の場合には、複数の成分を配合する場合、厳密な臨床試験、毒性試験を経て許可されるのですが、サプリの場合には、何の許可も必要がなく製造できるのです。
またサプリを作る時には「成分のエキス化(濃縮化)」という行程があります。この時有効成分ばかりでなく、農薬、重金属、環境汚染物質などの不純物も濃縮されてしまいます。まして複数の成分のエキスとなると、複数の不純物が「複合濃縮」されるのです。「天然のものだから安心」ではないのです。考えると恐ろしいことですね。


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