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2004.12.21

条件付トクホという食品がいよいよ出回る

 今日のヤフートップページ「トピックス」に一時表示されましたが、いよいよ「条件付トクホ」という消費者を惑わす食品が来年から出回ることになったようです。私はHPでサプリの「怪しさ」について書いていますが、さらに「お墨付きの怪しい」サプリが許可されるということに「危機感」をおぼえます。
「トクホ」については財団法人 日本健康・栄養食品協会 のサイトを参照して下さい。

 今までの「トクホ」にも表示に「怪しさ」があります。例えば「認められる表示」には、「血圧を正常に保つことを助ける食品です」とあり、「認められない表示」には、「高血圧を改善する食品です」とあります。「血圧を正常に保つことを助ければ、高血圧は改善される」わけで、ごく普通の人が、この「違い」を理解する事ができるでしょうか?

 条件付トクホは、更に「怪しさ」に輪をかけることになります。すなわち「現行の特定保健用食品(トクホ)の審査で要求している有効性の科学的根拠のレベルには届かないものの、一定の有効性が確認される食品を条件付きで特定保健用食品として許可する」というのです。「根拠は必ずしも確立されていないが、△△に適していることが示唆されている食品」という表示が「お墨付き」になるのです。

 「根拠は必ずしも確立されていない」ものに「お墨付き」を与えるというのは、「非科学的」そのものではないでしょうか。

 「条件付」などと言わずに、清酒のように「一級」「二級」と等級をつけた方がよほど「わかりやすい」と思います。 


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2004.12.15

ウクライナ毒殺未遂とアトピーのリバウンド現象

 ウクライナの元首相が毒殺されそうになったというニュースと、入院前後の2枚の写真は衝撃的でした。
真偽はこれからの解明に待たなければなりませんが、仕事柄この写真には別の感動を覚えます。
といいますのは、「皮膚は排泄器官である」という事実を示す好例なのです。本人には気の毒ですが、もし皮膚からこの毒物が排泄されなかったら、肝臓を破壊し死にいたらしめたであろうことは、想像に難くありません。

 どのくらい続くのかはわかりませんが、彼の体の中では「治癒システム」が働きつつあるのです。そして元の皮膚に戻ったときに治癒が完了します。1日も早い回復を祈るのみです。
 話は変わりますが、アトピー患者のステロイド離脱の際に起こり、大変な苦痛を強いる「リバウンド」も、同じ原理が働いているのです。

 次ぎのリンクから私のHPを参考にして下さい。

「アトピーの方は「皮膚が排泄器官である」という認識を持つ必要があります」

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2004.12.10

C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ

 12月10日、朝日新聞は第二部を発行し「フィブリノゲン納入の調査対象病院」という8ページのリストを掲載しました。厚生労働省から公表された12月9日付けの「C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ」(フィブリノゲン製剤納入先医療機関名の公表について)を元に書かれた内容です。

 厚生労働省公表の呼びかけは次ぎの通りです。

 【検査受診の呼びかけの対象者】  平成6年以前に公表医療機関で治療を受け、下記(1)~(5)に該当された方
 (1)  妊娠中又は出産時に大量の出血をされた方。
 (2)  大量に出血するような手術を受けた方。
 (3)  食道静脈瘤の破裂、消化器系疾患、外傷などにより大量の出血をされた方。
 (4)  がん、白血病、肝疾患などの病気で「血が止まりにくい」と指摘を受けた方。
 (5)  特殊な腎結石・胆石除去(結石をフィブリン塊に包埋して取り除く方法)、気胸での胸膜接着、腱・骨折片などの接着、血が止まりにくい部分の止血などの治療を受けた方(これらの治療は、フィブリノゲン製剤を生体接着剤のフィブリン糊として使用した例で、製薬会社から厚生労働省へ報告されたものです。詳しくは治療を受けた医療機関に直接お尋ねください。)

 リストされた病院は次の通りです。

 三菱ウェルファーマ社から報告のあった7,036医療機関のうち6,933医療機関(存続医療機関5,398件、廃院1,213件、不明医療機関305件、医療機関以外のもの17件)

 国民の間に不安や混乱が起こる可能性があるのに、今なぜ公表に踏み切ったのかは、厚生労働省の「基本的なQ&A」に、理由が書かれています。その一部を抜粋します。「公にすることが肝炎検査の端緒となり得るため、それにより保護される人の生命、健康等の保護の利益が、公にしないことによる医療機関の利益を上回るとして、開示すべきとされています。」


 「公にしないことによる医療機関の利益」とは何でしょうか。「保護される人の生命、健康等の保護の利益」と比較するとは、何と国民を馬鹿にしていると思いませんか。国民の生命とか健康の保護というものは、なにものにも比較できない「最優先事項」ではないでしょうか。

 
Oh!姐御:http://ane5ane3.txt-nifty.com/

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2004.12.04

ビタミンEは有害:サプリ好きの米国民に衝撃走る

 日経ヘルス「サプリ&機能性食品」2004.11.12号に衝撃的な記事がのりました。今までビタミンE、ビタミンCは、大切なビタミンとして、摂取することが推奨されてきました。特に中高年の方には、「抗酸化作用がある」ということで、サプリ業界でも「抗がんビタミン」として大々的に販売されてきました。それが何と「取り過ぎれば寿命が縮む」という報道なのです。(詳しくは「プロフィール」に示した私のHPを参照して下さい)

 今サプリはネット通販の花形でもあり、医薬品メーカー、食品メーカーのみならず、個人輸入代行業も参入しています。ところが厳格な規制がある医薬品と違い、健康食品(サプリ)にはほとんど規制らしい規制がありません。このままの状態でよいものなのか、不安をもって見守っています。

 私のHPのクイズに出した問題です。次ぎの5種類の名称は、「厚生労働省おすみつき(準おすみつき含む)の健康食品の表示名」を順不同で並べたものです。それぞれの違いがわかりますか。栄養補助食品、保健機能食品、特定保健用食品、健康補助食品、栄養機能食品です。サプリのプロでも理解していないと思うのですが、「法定(準法定)」のサプリの表示名です。したがってこれ以外の表示のサプリは、「いわゆる健康食品」ということで、何の規制も受けておらず、「主婦が台所で作る食品」と同じレベルの食べ物と考えて良いのです。

 今までは何々に良いという食品成分のエキスが、単独で配合されているサプリが多かったのですが、最近では医薬品のように「配合」されたものが、出回るようになりました。例えば関節の痛みに良いといわれている、コラーゲン、コンドロイチン、グルコサミンを配合したサプリが見られるようになりました。「良いといわれる成分をすべて配合する」という作り方です。

 医薬品の場合には、複数の成分を配合する場合、厳密な臨床試験、毒性試験を経て許可されるのですが、サプリの場合には、何の許可も必要がなく製造できるのです。

 またサプリを作る時には「成分のエキス化(濃縮化)」という行程があります。この時有効成分ばかりでなく、農薬、重金属、環境汚染物質などの不純物も濃縮されてしまいます。まして複数の成分のエキスとなると、複数の不純物が「複合濃縮」されるのです。「天然のものだから安心」ではないのです。考えると恐ろしいことですね。

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