「メタボ検診(健診)」義務化で莫大な負担増
注:本来は健康診査の意味で「健診」が正しい。
7月3日の産経新聞ウェブ版に「メタボ健診・指導で年2800億円 政投銀が病院支援を強化」という記事が掲載されました。本文の最後に全文引用しておきます。
前々から、「メタボ健診義務化(「特定健康診査」と「特定保健指導」)は、厚生労働省と健診業界、医療機関、医師会がつるんだ策略だ」ということを書いてきました。このニュースではさらに「銀行業界」にも「おすそわけ」が回るらしい。
「健診、指導費はかかるものの、医療費の3分の1を占める糖尿病など生活習慣病を予防して、結果的に、将来の医療費を抑制する取り組みだ。」などと国民を愚弄することもはなはだしい。
メタボ検診義務化で、将来医療費が抑制されることは決してあり得ない。国民や企業に負担が増えるだけで、その莫大な金を、医療ハゲタカの群れが横取りしようとたくらんでいるのだ。
私のHPの次の項目参照下さい。
なお2008年3月30日に「メタボ健診の暗い影」を追加しました。いよいよ馬鹿げた「メタボ騒ぎ」がはじまります。メディアもメタボ健診の負の側面をもっともっと伝えるべきだとおもいます。「メタボ健診拒否」の国民運動を起こすべきではないでしょうか。
以下引用
生活習慣病を予防するために平成20年度から始まる「特定健康診査」と「特定保健指導」で、新たに最大2800億円超の医療市場が生まれることが、日本政策投資銀行の分析でわかった。
特定健診・保健指導は、国のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の柱として、企業の健康保険組合や国民健康保険を運営する市区町村などに採用が義務づけられる。健診、指導費はかかるものの、医療費の3分の1を占める糖尿病など生活習慣病を予防して、結果的に、将来の医療費を抑制する取り組みだ。
政投銀は「経営難の医療機関が収益態勢を改善するチャンスにもなる」と注目しており、この分野に参入を検討する病院などへの支援を強化していく方針だ。
特定健診は、腹囲測定と血液検査を40~74歳の被保険者と被扶養者(計約5600万人)に実施するもの。現在はメニューにない健診もある。
政投銀は、健保組合などが新たに支払う健診費用について、厚生労働省の目標健診率(保険別に65~85%)が達成されれば、単価が5000円として年間800億円、9000円なら1400億円に達するとみている。
特定健診でメタボやその予備軍と判定されると、面接や食事、運動のアドバイスといった特定保健指導を程度に応じて最長6カ月間受ける。
この指導料の単価は、軽度の「動機づけ支援」で7000~1万2000円、重度の「積極的支援」では3万~6万円と推定し、対象者(約2000万人)の45%(厚労省目標)に実施した場合、総額で年間730億~1411億円になると推計している。
近年、多くの医療機関が設備投資の増加と診療報酬の引き下げなどにより、厳しい経営を強いられている。
一方、政投銀は国の医療政策が予防を重視する中、医療機関が特定健診・保健指導の実施に向けたメタボ対策の施設づくりや計測器、分析システムの導入など新規の設備投資にどう取り組むかを注視。来年以降の民営化に向けて、三菱商事と共同で病院再生ファンドを立ち上げるなど、病院などへの融資態勢を強化している。
(2007/07/02 02:12)

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